釜山のナイトマーケット「富平カントン市場」

国際市場からすぐ隣りのエリアに位置する「富平カントン市場」(부평깡통시장)。ここは1910年代の初めに公設市場として登録された歴史ある市場で、朝鮮戦争時は米軍からの缶詰などの放出品、その後は洋酒や化粧品、日本の電化製品といった輸入品が多いことで知られていた。
2013年には韓国初のナイトマーケット、夜市場(야시장)をスタート。毎晩、時間になると、韓国、タイ、インドネシア、日本、中国などのエスニックグルメ、アクセサリーや工芸品などのカートがずらりと並び、市場の雰囲気もさま変わり。アーケードの下で、天気を気にせずにぎわう夜市場が楽しめる。2023年の年末にユン大統領とサムスングループの会長が訪れたこともあり、さらに注目度が上がっている。
※夜市場は年中無休、19:30〜23:30(変更あり)。

◉写真/釜山広域市