梵魚寺

◇ 梵魚寺(ポモサ)범어사 ◇

釜山を代表する名刹「梵魚寺」。金井山中腹にある韓国曹渓宗の本山で、678年、義湘大師によって創建されたといわれる。本尊仏の釈迦如来を祀る「大雄殿」をはじめ、一柱門(柱を一の字に並べて屋根を支える建築法)と呼ばれる「曹渓門」、新羅末期の様式を残す「三層石塔」は、国宝に指定されている。
また、金井山の自然に包まれた境内は、歩いているだけでもヒーリング効果を感じる。釜山の紅葉スポットとしても有名で、周辺のハイキングルートも人気だ。梵魚寺ではテンプルステイも実施。修行僧の日常が体験できるプログラムは、外国人にも好評だ。
金井山の山頂付近には、「金井(金泉)」と呼ばれる井戸が現存する。枯れることなく金の水をたたえる井戸といわれ、その昔、天から五色の雲に乗って金色の魚が降りてきて、井戸の水で遊んだという伝説もある。梵魚寺の名は、この伝説が由来しているそうだ。

☆俗界と天界の境界線となる一柱門「曹渓門
☆釜山の人たちが日常的に参拝に訪れる大雄殿
☆色鮮やかな紅葉が見られる秋の梵魚寺

DATA

公式HP▶︎クリック
☎︎051-508-3229
住/釜山広域市金井区梵魚路250
交/地下鉄1号線梵魚寺駅(7番出口)下車、徒歩約5分のビアイマート前バス停よりバス90番利用(梵魚寺駐車場下車)。梵魚寺駅より車で約10分
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◉出典/梵魚寺HP