◆ 金井山(クムジョンサン)금정산 ◆
釜山北部にあり、金井区、北区、梁山市にまたがる金井山(釜山国家地質公園)。標高は約802m、山が多い釜山の中でもっとも高く、各方面から登山コースが多数設置されている。主峰の姑堂峰へ行く途中には、神秘の井戸「金泉」があり、その存在感に目をうばわれる。春は桜、秋は紅葉が美しく、市民に人気の登山スポットとなっている。
その昔、ここに韓国最大の金井山城が築城されたが、現在は約4kmの城壁のみが残っている。山城には東門、西門、南門、北門の城門があったが、長い歴史の中でそれぞれに修復が繰り返され、復元された形だ。東門は公園のように整備され、東門を目に散策するだけでも、金井山の素朴な自然や歴史にふれられる。
金井山の山麓に金剛公園が広がり、中腹には名刹「梵魚寺」やマッコリの村「山城村」などもあり、登山以外にも見どころが多い。
DATA
住/釜山広域市金井区・北区、梁山市
交/アクセスは登山コースや目的により異なる
※以下、一部
⚫︎山城エリア:地下鉄1号線温泉場駅(3番出口)より大通りを渡わたり、バス203番利用(金井山城東門や金井山城南門、金城洞住民センターなどで下車)
⚫︎金剛公園:地下鉄1号線明倫駅より徒歩約15分
⚫︎金井山登山路(万徳):地下鉄2号線万徳駅より(2番出口)バス33番利用(サンハク初等学校下車、徒歩約3分)
◉写真/釜山広域市
◉参照/釜山広域市HP、北区HPほか