釜山出身のデザイナー☆ソウルにブティック「YUJEE」をオープン

釜山出身のデザイナー、ソン・ユージさんが、この夏、ソウルにブティック「YUJEE」をオープンした。 
以前は、釜山でフローリストとして活躍していたユージさん。しかし、花にふれる日々の中、時間が経つと枯れてしまう花に名残惜しさを感じ、「花の美しさを永遠に大切できれば」と思っていたそう。
そこで、撮りためていた花の写真でテキスタイルを作成し、洋服作りを開始。自身のブランド「YUJEE」を立ち上げ、当初はオンラインショップで販売をしていたが、「実際に洋服を手にとって、お客さま自身の目で見てもらいたい」と思うようになり、実店舗を開くことに。 
現在は、ユージさんがデザインした花モチーフの生地と既存の生地を用いて、洋服作りを行なっている。40代をメインターゲットに、モダンでコンテンポラリーなデザインのレディース、メンズ商品をラインナップ。おしゃれなソウル人やツーリストが集まるカロスキルで、自身の感性を発信している。
 10年以上前、釜山で「私は洋服と花が大好き。だから、洋服のデザインが映えるよう、アクセサリーは最低限、シンプルなものしか着けません」と話していたユージさん。ブティックのインテリアは、その言葉を具現化したようにシンプルで、彼女のデザインしたアイテムの魅力を引き立てている。
洋服以外にもスカーフや帽子などの小物もあるので、ソウルでカロスキルに行ったら、立ち寄ってみよう。