国際市場

◇国際市場(クッチェシジャン) 국제시장◇

南浦洞の北に広がる「国際市場」は、朝鮮戦争後の闇市から始まった在来市場。最初に建物が建てられたのは1948年だが、国際市場と呼ばれるようになったのは1950年頃といわれる。
現在は釜山を代表する観光名所として、通年、たくさんのツーリストが訪れる。巨大な市場は区画別、ファッション、雑貨、アクセサリー、皮革製品、韓国コスメ、韓国土産物、K-POPグッズ、メガネなどの店が軒を連ねている。また、路上ではパッピンスやホットク、おでん、粉食といった屋台グルメが売られ、焼肉料理店が集まるカルビ通りもある。
東部には市場建物が並び、6工区12棟24空間に分けて、布団、食器、電化製品、部品・工具、生活雑貨、漆器工芸、宝飾品、衣類などの店舗が並んでいる。大ヒット映画「国際市場(邦題:国際市場で逢いましょう)」のロケ地となった「꽃분이네(コッブンイネ)」は3工区にあり、カフェスタンドとして営業されている。
また、6工区B棟2階と1工区B棟2階にある「国際市場609青年モール」は、若者に向けたコンセプトをもった空間だ。市場の歴史にこだわった「カフェ ブラウンハンズ」、釜山らしさを感じるギフトショップ、ハンドメイドのアクセサリー、自然派のコスメの店などが並ぶ。レトロ感あふれる写真を撮影してくれる写真館もあり、モールには独特の雰囲気が漂っている。
◉アクセス/地下鉄1号線チャガルチ駅(7番出口)より徒歩約5分 

☆話題の韓国コスメ、流行のファッション、バッグや靴も種類豊富にそろう国際市場