きっと好きになる!現在進行形の街 釜山
朝鮮半島の南東端に位置し、日本から一番近い海外旅行のデスティネーション釜山(プサン )。韓国を代表する港湾都市であり、国際観光都市として知られている。
天然の良港「釜山港」と周辺に漂う港町風情…、そして、近年、進められている再開発による国際的な近代都市の風景。懐かしさと新しさが融合し、つねに「今」の釜山の表情を見せている。
釜山は山と海と川、そして温泉という自然環境に恵まれた、風光明媚な地。夏には韓国有数のリゾート地「海雲台」に、国内外から旅行客が訪問。また、自然と文化史跡が調和する「金井山」、カフェと絶景が評判の「影島」もおすすめの観光スポットだ。なお、東釜山ロッテモールやヒルトン釜山、IKEA、ロッテワールド アドベンチャー釜山、海東龍宮寺がある「オシリア 観光団地」(機張郡)もホットプレイス。広域電鉄東海線オシリア駅を起点に、ショッピングやグルメ、観光が楽しめる。
釜山国際映画祭も釜山花火祭りも大人気!
釜山では春夏秋冬、さまざまなイベントを開催。なかでも「BIFF 釜山国際映画祭」「釜山花火祭り」は、釜山を代表する国際的なイベントとして有名だ。また、「海雲台砂祭り」「釜山海祭り」「釜山国際ロックフェスティバル」「BOF 釜山ワンアジアフェスティバル」「釜山クリスマス文化祭り」「海雲台光祭り」「海雲台北極熊水泳大会」といった、夏を盛り上げるイベントや海を活かした行事が、釜山ならではの楽しさを感じさせてくれる。
多彩にそろう、釜山グルメも魅力!
そして、旅の楽しみは釜山グルメ。港町ならではの新鮮魚介を使ったヘムルタン(海鮮鍋)にフェ(刺身)、テゲ(ズワイガニ)。釜山人のソウルフードのテジクッパとミルミョン。そして、海鮮パジョン、コムジャンオ(ヌタウナギ )、ナッチポックン(手長ダコ炒め)、マッコリも釜山名物だ。人気番組「孤独のグルメ」で取り上げられ、一躍有名になったナッコプセ(ナッチ、コプチャン、セウ。手長ダコとホルモン、エビの鍋)も現地で味わいたい一品。
また、世界最大級のデパートや大規模な地下商店街、随所に点在する市場、アウトレットでのショッピングも魅力といえる。
釜山の旅は、地理的な近さもポイント
釜山市は15区1郡で構成される広域市、人口3,344,705人(2024年3月釜山市統計)、総面積約770k㎡。市の花は椿、市の鳥はカモメ、市の魚はサバ。2023年5月17日、ブランドスローガンを「Busan is good」に指定。
なお、釜山市と姉妹都市の福岡市の距離は約200km。下関市とは1976年より姉妹都市提携している。なお、2014年には長崎市と友好協力都市として提携。
現在、日本から釜山へは空路(直行便/新千歳、成田、名古屋、関西、松山、福岡、熊本、那覇)、海路(大阪、福岡、下関、対馬)で結ばれている。とくに福岡からは高速船で約2時間50分と、気軽にアクセス可能。各地からLCCの運航も多く、釜山への旅行もより身近なものとなっている。なお、釜山と対馬は約50kmの近さで、対馬への1泊旅行が釜山の人に人気だ。