釜山の屋台

韓国に根付く屋台文化。市場や繁華街の路上、街角には、ホットクやヤンニョムチキンなどを売る簡単な屋台から、簡易椅子で飲酒を楽しむ屋台まで、多様にスタイルで親しまれている。
もちろん、それは釜山も同様だが、さらに海沿いに屋台村があり、海産物の屋台も多いのが、釜山ならではの魅力となっている。南浦洞のBIFF広場のホットクや占いの屋台、国際市場にアジュンマたちが店を広げる軽食の屋台、西面のロッテ百貨店横に並ぶ屋台は、観光客にも定番の屋台風景だ。そして、影島大橋そばの海沿いに屋台が並ぶ影島屋台通り、チョゲグイ (貝焼き)が人気の松島岩南公園屋台などでは、海の街らしい味覚と風情が楽しめる。また、青沙浦や太宗台には屋台風の食堂もあり、屋台の雰囲気が満喫できる。ちなみに屋台は、韓国語でポジャンマチャ(포장마차)と言い、店名に付けている食堂もある。
なお、1960年代からの歴史を持つ海雲台屋台村は、2024年6月にクローズとなった。

☆西面のロッテ百貨店横の道には、雨の日も屋台が店開き
☆国際市場の路上、さまざまな市場グルメの店が並ぶ