◇ フェ 회 ◇
港町自慢の新鮮な海鮮類。釜山では「フェ」(刺身)も観光客に人気のメニューだ。
刺身といえば、チャガルチ 市場、影島の海女村、広安里の民楽刺身センター、尾浦、機張の大辺港などが有名だが、西面や温泉場、海雲台、南浦洞などの街中にも刺身専門店がそろっている。また、在来市場でも刺身を出す食堂を目にする。
刺身はトミ(鯛)やクァンオ(ヒラメ)などが一般的で、そこにポッ(フグ)やチョンボク(アワビ)も続く。また、ニョロニョロ動くサンナッチ(手長ダコ)、市場で「これは何?」と観光客が足を止める珍味のケブル(ユムシ)、そして、コレコギ(鯨)なども釜山ならではの刺身といえる。
ちなみに刺身はコチュジャンベースのタレをつけ、サンチュやケンニプで巻いて食べるが、醤油やワサビも置いてある。また、日式(日本式)刺身店も多く、こだわりの生ワサビや日本製の醤油を出すところもみかける。